〈特徴〉ゆで時間の長さがボトルネックとなっている乾麺のうどんにあって、比較的短い５分でゆであがる「手延べうどん　細づくり」。弾力があり、もちもちとした食感に適度なコシを保つ。そのうえ、喉ごしの良い岡山の手延べうどんは「備中の女うどん」と呼ばれる。それをイメージしたパッケージは、売場で目を引きそうだ。インバウンド需要の復活も視野に入れる。「こうした付加価値のある商品のラインアップを強化し、県外へ向け拡大していきたい」（横山明一郎社長）

〈特徴〉好評「一番のばし」シリーズに力を注ぐ。手延べ製法に適した夜明け前の温度の中、最初にこねた原料を延ばして作るのが「一番のばし」。「手延うどん」「同そうめん」「同ひやむぎ」のほか、生・半生タイプをそろえる。最近はもちもちした食感や舌ざわりに加え、賞味期限が長く扱いやすい半生の支持が強 まっている。

〈特徴〉看板商品「たなかのうどん　元祖」をはじめ、国産小麦を使った人気ナンバー１商品「極上たなかのうどん」などを展開する。そうめんは国産の中力粉をブレンドするとともにトレハロースを加え、もっちりした食感に仕上げた「たなかのそうめん」が人気。
　「そうめんには強力粉が使われることが多いが、中力粉を使うことで食感はやさしく、見た目もきれいに仕上げた」（田中茂代表）

〈特徴〉江戸時代初め（慶長３年）から、400年の長きにわたり、伝統に支えられた独自の製法で作られている。瀬戸内海の良質な塩、そうめん用に加工されたごま油を使い、室内乾燥が主流になりつつある中、瀬戸内の寒風の下、天日干しを行う。
　職人がかたくななまでにその素材と製法を守り、強いコシとなめらかなのどごしを持つ、白く細い麺を作り続けている。

〈特徴〉およそ300年前の江戸時代中期に三輪地方から淡路・鳴門を経て、半田の地に伝わってきた手延べ製法。四国山脈から吹き降ろす冷たい風と、吉野川の澄んだ水が、そうめん生産に適していたことから、その後一大産地として発展してきた。「手延べ半田そうめん」は吉野川水系の水、厳選した小麦粉と鳴門産の塩を使い、昔ながらの伝統の手延べ製法によって造られる。太めの麺による独自のコシの強さと、つるっとしたのど越し、小麦の甘味を感じる味わいは一度食べたらやみつきになる。

〈特徴〉全国で知名度上昇中の香川県の愛称「うどん 県」を商品名に取り入れたさぬきうどん。その名にふさわしく、原料には地元香川のみで栽培される麺用小麦「さぬきの夢」を100％ 使用。地粉のピュアで豊かな風味が特徴で、さぬきうどんならではのコシ、つるつるとした絹のようなきめ細かい食感に仕上た。“スーパーマーケット・トレードショー・フード30選”受賞、“フード・アクション・ニッポンアワード”入賞商品。

〈特徴〉麺を噛むともちっと して、コシのしっかりした弾 力のある食感が特徴。この 強いコシは、讃岐うどん手 打ち店でお馴染みの「足踏 み」工程を取り入れ機械化し た製法により実現した。生 地の四方八方に強い圧力を かけ、鍛え、グルテンの網状 組織を作らせて、コシが強 く、噛むごとに小麦の香りが感じられるおいしい太麺うど ん。姉妹品に「讃岐細麺喉越うどん」「讃岐弦腰ひやむぎ」 「讃岐絹光そうめん」もある。

〈特徴〉本社工場とさぬき工場の2つのJAS認定工場で、安全・安心の品質を重視した商品づくりを徹底する同社。
　主力商品の「川田製麺讃岐シリーズ」は原料から徹底してこだわり、麺の本場・讃岐地方の技術で丁寧に仕上げた。夏に一押しの「うどん」は、もちもちとコシのある食感と、滑らかなのど越しが自慢。好みの分量だけ使用可能なバラタイプ。ゆで時間13分。姉妹品にひやむぎ、そうめん、ざるうどんを揃える。販売元は日清フーズ。

〈特徴〉うどんの本場「讃岐」で明治39年から伝統の技を駆使し作り続けてきた逸品。讃岐めん専用小麦粉を使用し、近代的なミキシング製法と熟成工程を組み合わせて仕上げた麺はコシが強く、歯ごたえのある讃岐ならではの風味豊かなうどんが楽しめる。ゆで時間13分。FSSC22000取得の製造所で品質・品管を徹底。パッケージは産地と創設年を金文 字で彩り、高級感を演出。老舗「カネ玉」の冠を配した商品名も店頭で存在感を発揮する。

〈特徴〉極細手延べそうめん「白光」は熟練の技を持つ三名の麺師だけに任された逸品。他産地の要望を受け独自の探求を重ねて生み出された。島原が長年培ってきた伝統技術と素兵衛屋独自の「高度熟成法」（商標登録）によってのみ造り出せた一子相伝の最高級そうめん。約0.5mmと通常のそうめんの半分の細さと厳選された上級の小麦粉で造ったコシの強さが特徴。なめらかさとのど越しを楽しめる。

〈特徴〉長崎県優良特産推奨品。初代と2代目が編み出した元祖手延べラーメンの製造技術を3代目が応用し、3世代で改良と進化を繰り返して誕生した逸品。熟練麺師が厳選した高品質の小麦粉、長崎県五島灘の塩、日本初認可・内モンゴルの天然かんすいを雲仙山麓の伏流水で仕込み、煮くずれしない強いコシとモチモチ感のある麺に仕上げた。賞味期限が約300日あり保存食としてもおススメできる。

〈特徴〉島原手延べそうめんは、徳川幕府の移民政策によって小豆島から移り住んだ人々が、そうめん製法を伝えたと言われる。温暖な気候、豊富な湧き水に恵まれた環境の中で手延べ産地として開花。高い技術力に定評があり、今や全国第２位の生産量を誇る。
　島原雲仙農業協同組合は地区最大の生産者団体。コシが強く、のどごしのよい手延べそうめん「雲仙颪」、県内産小麦を使って製麺した「島原雲仙」などを取り揃えている。

〈特徴〉手延べ独自の細く、強く、そしてなめらかなコシとコクのある麺は、温でも冷でも、モッチリとした変わらぬ食感。鍋料理やサラダ、グラタン、スープなど幅広いレシピに使用できるショートパスタ。長崎県島原の伝統が育んだ「手延べ製法」による、強くなめらかなコシのある麺は、日本フランス料理界の巨匠・上柿元勝シェフが「手作りでコクがあり、コシもある奇跡のパスタ」と絶賛する逸品だ。