ジャパニーズジン「翠(SUI)」 初売3か月で2.3万箱 “第3のソーダ割”訴求強化 サントリー

サントリーは、3月に発売したサントリージャパニーズジン「翠(SUI)」を、食事と合わせて楽しむハイボールやレモンサワーに続く、第3のソーダ割として強化している。

ジン市場は新たなムーブメントとして注目され、10年間に世界全体で130%、日本国内でも120%超伸長している。同社でも日本産の本格ジン「ROKU」を2017年に投入し国内外へ拡売。今回発売した「翠」は、日常の食事に合うさわやかなジンとして「ROKU」と差別化。居酒屋業態や家庭向けに浸透を図る。3~6月出荷実績は初年度実績3万ケースに対し、2.3万ケース(8.4ℓ換算)。飲食店取り扱い数は1万1千店に上り好調なスタートを切った。

「翠」は「翡翠」とも書かれるカワセミを象徴に、清々しくさわやかなイメージにしたスピリッツ。アルコール度数40%、容量700㎖、税別希望小売価格1千380円。

原料にはジュニパーベリーなどジン本来の味わいを形成する伝統的なボタニカル8種をベースに、柚子、緑茶、生姜の日本の食事に馴染みのある3つの和素材を使用。トップノートはさわやかな柚子の香りが立ち上がり、ジン原酒と緑茶の旨味が食事と調和し、後半にかけて生姜の辛味とすっきり感が続き、食事の味わいを感じやすくする。

ジン生産で長い歴史をもつ大阪工場の4種の異なる蒸留窯にて、各素材を最適に蒸留することで味わいを引き出した。特にキー素材となる柚子は「果皮浸漬酒」を使ってさわやかな香りをていねいに引き出し、果実を冷凍粉砕した「まるごと浸漬酒」にて柚子の苦みある果実味を付与、柚子の上品な香り立ちをより高く取り出すために「柚子蒸留酒」の3つの柚子原料酒にこだわった。

同社が推奨する飲み方「翠ジンソーダ」は、翠1に対してソーダ4の分量。トッピング例には漬け込み柚子やすりおろし生姜、ちぎり大葉、つぶれ梅干など和素材はもちろん、ソーダの替わりに煎茶割りなどを紹介する。「翠」の和が香るすっきりした味わいは、唐揚げや焼きとり、板わさなど定番の居酒屋メシと好相性だ。

コミュニケーションでは「居酒屋メシに、翠ジンソーダ」をキャッチコピーに桜井ユキさんを起用したTVCMで訴求。飲食店や食品スーパーでの営業活動を強化する。