メルシャン オーガニックワインが約1.5倍増 エシカル消費へ関心高まる

メルシャンが扱うオーガニックワインの今年1~5月の販売数量は前年同期比約1.5倍となった。特にスペインの「メスタ オーガニック」シリーズは約1.8倍と大きな伸びを見せている。コロナ禍で家飲みが増える中でも、エシカル消費への関心の高まりも間接的にオーガニックへの関心につながっているようだ。

メルシャンのまとめでは、世界のオーガニックワイン消費量は拡大中で、日本でも19年輸入スティル(非発泡性)オーガニックワインの販売金額は14年比約2割増(インテージSRI拡大推計)と伸長。今年4月は前年同月比約4割増となり、コロナ禍中の家飲みでも選ばれている様子がうかがえるという。

国際有機農業運動連盟に則ったオーガニックワインとは、農薬や化学肥料を使わない有機栽培のブドウを使用していること、認証機関の認証を得ていることなどが求められている。メルシャンは、キリングループの長期経営構想のもとで、「CSV(消費者や社会と共有できる価値の創造)」と「付加価値」の相乗効果で間口拡大を牽引する考えで、オーガニックへの取り組みも、それにつながるものだ。

欧州ではエシカル商品の拡大が進み、日本でも20~30代で認知率が高い傾向がみられ(ジャストシステム調べ)、またコロナ禍で健康やサステナビリティへの意識が一層高まっているといわれ、同社ではオーガニックであることが重要な選択肢になり得ると予想している。